新着情報

2021.07.23

【Vol.4】白鷺(しらさぎ)の子育てのおはなし

本宮市の会社の近くの、阿武隈川の対岸の木に沢山の白い鳥がとまっています。

望遠ズームで熱心に観察をしている、本宮市内にお住いのKさんにお話を伺うと、
なんと白鷺(しらさぎ)のカップルが子育ての真っ最中なんですって…
「毎日観察してみると、人間の子育てとは違い、面白い」とおっしゃっていました。
 
見晴らしの良い木の上に作られたコロニーで卵を産んだ後の白鷺。
写真は繁殖の時期に見られる飾り羽根です!
初めて見ましたがとってもきれいですね、2羽の下にブルーの卵が見えます。
 
抱卵期間の約3週間を経て可愛い雛鳥になりました!
 
 
白鷺の中で、ここで見られるダイサギは
羽根を広げると全長1mくらいあり、飛んでいる姿はとっても優雅です。
 
子育ては、毎年5月初めから8月中旬まで見られるそうでカップル単位で巣作りし、
雄鳥も子育てに参加して、産卵、巣立ちまでしっかりサポートします。
 
雛にかえった雛鳥を観察していると、親鳥からエサを貰う際も要領の良い・悪いがあり、
良い雛鳥はたくさん貰いひと回り大きくなっています。人間なら平等にあげるのに違う所ですね。
また、大きくなった雛鳥の巣立ちを促すため、いくらねだられてもエサをあげない親鳥の姿も見ました。

こんなに近くで、また愛情 一杯注ぐつがいの親鳥が、
それぞれの巣でみせるほのぼのとした家族愛の様子が見られてとっても感動しました。(福島支店・秋元)